大阪メトロが土日の減便中止 5日から通常ダイヤ 新型コロナワクチン接種の本格化受け

Osaka Metro(大阪メトロ)は、現在実施している土・日・休日ダイヤの減便を取り止めます。

ニュートラム南港ポートタウン線トレードセンター前駅〜中ふ頭駅間を走行するOsaka Metro 200系電車(TokyoSky/写真AC)
ニュートラム南港ポートタウン線トレードセンター前駅〜中ふ頭駅間を走行するOsaka Metro 200系電車(TokyoSky/写真AC)

緊急事態宣言を受けて2021年4月25日(日)〜5月30日(日)の間、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から外出抑制を促す目的で、土・日・休日ダイヤの9時頃から終電までの間に2割程度の減便が実施されていました。この減便は6月5日(土)以降は実施されず、通常の土・日・休日ダイヤで運転されます。

また、相互直通運転をしている近鉄けいはんな線および阪急京都線においても土休日ダイヤの一部運休を実施していましたが、大阪メトロにあわせるかたちで6月5日(土)から通常ダイヤでの運転となります。

大阪メトロは、土日も含めて新型コロナワクチンの大規模接種会場での接種が本格化しており、ワクチン接種を受ける方の利便性を確保する観点から通常ダイヤに切り替えると説明しています。

なお、2021年1月18日から実施している、平日22時以降の減便については引き続き実施されます。対象路線は御堂筋線、谷町線、四つ橋線、千日前線、長堀鶴見緑地線、今里筋線およびニュートラムです。中央線と堺筋線については通常ダイヤで運転されます。

大阪メトロでは、引き続き感染拡大防止の観点から、不要不急の外出自粛への協力を呼びかけています。